おばあちゃんの愛情
私の2人の祖母はどちらも北海道住みなので、会えるのは5年に一度くらいなのです。
なので祖母達との思い出は少ないのです。
ですが祖母達は子供の頃から欠かさず誕生日、入学や卒業、何かお祝いごとがあると必ず手紙やお小遣いを送ってくれました。
そんな私も晴れて大学も卒業し、もう学生じゃなくなりました。
そんな私に降りかかる年金やら奨学金やらいろいろな手続き、定期代やクレジットの申請も学生の頃と比べて格段に高く面倒くなりました。
台湾出発に向けてのビザ申請の資料集め、海外保険加入費用、シェアハウスの手続き、台湾での生活で必要な費用は全てバイト代からで親からの支援ももう無くなってしまいました。
世間ではもう子供じゃなくて大人の仲間入りなんだなとつくづく感じる毎日です。
そんな時、北海道のおばあちゃんから私宛に荷物が届きました。
中には台湾へ行く私に、小さい頃から私が大好きだったお菓子を送ってくれました(;_;)
どちらも北海道の銘菓です。
おばあちゃんからしたら私はいつまでも子供のままで変わらない存在の様です。
普段は離れてるからこそ、これから更に離れるからこそ、おばあちゃんの変わらぬ優しさに、私への接し方につい涙が出ました( i _ i )
おばあちゃんから教えてもらった事はたまに思い出します。
「誰かに何かしてもらったら、お礼をすぐ言って言葉で返すんだよ。
恩はすぐに返さなくても気持ちはすぐに伝えられるからね。
大事なのはその恩を忘れない事だよ。
例え自分に意地悪した人でも、身分や年が下の人でも、嫌いな人でも、絶対に何かしてもらったら感謝の気持ちを忘れちゃだめだよ。」
小さい頃はよく分かんなかったけど、
最近この言葉の意味が少しずつ分かってきた気がします。
生きてく上で大切な事を教えてくれたおばあちゃん。
おばあちゃんの愛情は思ってたよりもずっと深いです。
離れてるのでつい後回しにしちゃいがちですが、少しずつ祖母孝行もしていかなきゃなって思います!