an at me ♡*

 徒然日記

バイト帰り

 

デパートの高級寿司屋で3年もバイトしてるので、今まで何十組の夫婦やカップルを接客し見てきて

 

やっぱり似た者同士がくっつくんだなって。

つくづく思いう…。

 

こんな夫婦になりたいなって、

こうなっちゃっただめだなって

お客様から本当にいろんな事を学べて。

 

華やかな世界を目の当たりにするけど

 

お店の従業員の人からはもっともっといろんなことが学んでる気がする。

 

洗い場の大好きなおばさん。

 

去年私が彼との事で悩んだ時に自分の過去の話を打ち明けてくれた

 

賭け事好きの旦那さんと大恋愛の果てに結婚して、子供を3人授かって、幸せだったのに

 

旦那さんは賭け事が辞められなくて、

多額の借金ができて、結果おばさんが夜市で朝まで働いて家計を支えて、それでも旦那さんは賭け事を辞められなくて、

 

何度も離婚を考えたけど、旦那さんが本当に大好きだったから離婚できなくて、

でも子供たちのために意を消して旦那さんと離婚したおばさん。

 

 

それから何十年もずっと働き続けて

女手一つで3人の子供を育てて

60才過ぎてるのに夜遅くまで働いて

それでも最近は無理きてるみたいで

 

年明け前に体崩して、それから体調治らないのに今夜も出勤。

 

 

「おばさん。ずっと働きっぱなしですもんね。

もう無理しないで下さい」

 

 

「働くとも、旦那さんがいないからね…

だから、○○ちゃんはお金と仕事に真面目な人と結婚するのよ。

覚えときなさい。賭け事と浮気は不治の病いと一緒で絶対治らないの。

どんなに良い人でもこれがわかったら絶対に別れなさいよ。」

 

 

半分笑いながら半分真剣に話してくれるおばさん。

 

 

今まで沢山辛い思いしてきたおばさんがくれる言葉は深くて

 

そんなおばさんとも一緒に働けるのもあと1ヶ月。。。

 

 

優しさに溢れてたおばさんが大好きで

かなり弱ったおばさんをみてロッカーで泣いちゃった

 

 

今一緒にいる大切な人といる時間を大切にしようって、

 

 

日本にいる時間が少なってきた今

 

 

そう思えた今日でした。

 

舞台姉妹*(中国映画)

 

タイトルからわかるように「姉妹」を題材とした映画です。監督は第3世代の巨匠、謝晋の作品です。

とっても素敵な映画なのに日本では字幕が付けられてないほど、マイナーな映画なのでとても残念です(^^;;

 

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(左)主人公で姉の春香 (右) 義妹の紅月

 

*以下、ストーリーの概略です。 

 

○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○

 

 

主人公の春香は両親が決めた望まぬ結婚(当時地方などの田舎で多かった売身婚)から逃れるために、町に上演をしにきた越劇のドサ巡りの劇団の楽屋に隠れます。

 

どうしても結婚をしたくなかった春香は劇団の一員にしてくれと座長に頼みます。

支配人は反対するもの、寛大な座長は春香を受け入れます。座長の娘であり、劇団のトップの紅月(男役)とすぐ仲良くなり、他の団員ともすぐ打ち解けます。

 

広大な土地の寒気と乾燥が激しい中国の地でドサ巡りをすることは並大抵の事ではありません。春香は自分を受け入れてくれた劇団のために必死に働きます。そんな春香に座長は演技を教えます。春香は旅をしながら懸命に台詞や所作、立ち回りを覚えます。

そして紅月と共に名コンビと称される程に女優として成長します。

 

ある日劇団は浙江省の川辺の町で上演します。

しかし町のヤグザの頭が2人を気に入り、夜に自分の屋敷へ招待します。

頭は特に紅月を気に入り、紅月だけ残るように強要します。

しかし座長と春香は断固として断り、紅月を連れて帰ります。

 

翌朝、怒った頭が上演中の劇団に警察を送ります。春香は団員を守るために警察に反撃し、捕らえられました。捕らえられた春香は罰として3日間柱に縛られて見せしめとされてしまうのです…。

 

そんな春香を彼女のファンの町の少女が助けます。 春香は後に団員と合流し浙江省を出るのです。

 

季節も冬へ変わる頃、座長は警察と揉めた際に心身共に大ダメージを受け、間もなく亡くなってしまいます。

亡くなる前、座長は春香と紅月に

「どんなこのがあっても自分に誠実に生きること」と言葉を残しこの世を去ります。

 

劇団は支配人に多額の借金がありました。座長が亡くなるのを機に、支配人は春香と紅月を上海の劇団へ売り飛ばしてしまいます。

 

春香と紅月は座長の死を悲しみながらも、2人で供養し、今後は姉妹として助け合っていくことを誓い合いました。

 

 

上海の劇団で2人は瞬く間に大スターになります。上海の劇団支配人、唐は2人を最高の金儲けとし、女役の春香には淫らな演目をするように命じます。しかし春香は拒絶します。

次第に唐は紅月をそそのかし誘惑します。

純粋で単純な紅月はまんまと唐に引っかかり、

2人は男女の仲へとなっていくのです。

 

この頃から2人の間に少しずつ溝が生じます。

座長への恩を忘れず越劇女優として生きていく春香。時が過ぎれば飽きられるのを恐れて、女の幸せを手にしたい紅月。

2人の目指す方向は変わってしまいました。

 

春香は紅月の恋人が、金に汚く調子の良い薄情な唐なのが許せなかったのです。

そして2人はある日は大喧嘩します。

 

「紅月、あなた本当に唐みたいな男と一緒にいて幸せなの?あの男を愛してるの?」

 

「幸せよ。私は舞台の上の幸せより女の幸せが欲しいの。唐のことを愛してるかわからないわ。でも私はもう唐のものなの。」

 

「座長の言葉を忘れたの?!田舎にいるみんなのことも!!!」

 

「やめてよ!義姉さんは私の事が羨ましいんでしょ? 何が劇団よ!あんなのただのドサ巡りに過ぎないじゃない!!!!!!」

 

バシッッッッッ!!!(春香が紅月にビンタ)

 

 

 

 そして紅月が唐と結婚する事を機に2人は決別してしまいます。

 

春香の人気は止まることなく、遂には「越劇の女王」の座まで登ります。

 

更に越劇の先を考える様にもなり、従来の古典作品ばかりではなく、魯迅の「祝福」などの近代小説を演じるようになります。

「祝福」は女乞食の話で、女性の弱い立場を訴えるために春香は選びました。

 

劇団のバックがなくても十分独り立ちできる春香。日に日に酷くなる唐のやり方に対し、劇団員も春香についていくようになります。

 

 

春香に嫌気をさし始める唐。そんな時、上海の悪い役人から社会に悪影響をもたらすため、祝福の演目を中止する様に命令されます。

 

対抗する春香に唐派閥は、夜道を歩く春香の顔に石灰をかけます。

 

春香は失明ギリギリまでいきましたが、仲間やファンの懸命な助けもあり、復活します。

 

そして事件の裁判が始まるのです。

追い詰められた唐は紅月を犯人に偽装します。

紅月は唐に「犯人として裁判へ行かないとお前を殺す」と恐喝され、泣く泣く法廷に立ちます。

 

春香は自分にこんなに酷いことをしたのが義妹の紅月と知り相当な衝撃を受けます。

 

そして紅月はかなり動揺して、裁判官の質問に答えられません。問い詰める裁判官に対し、発言したのは春香でした。

 

春香は涙ながらに訴えます。

 

「確かに紅月は過ちを犯してしてまったかもしれない。けれど、長年苦楽を共にした家族を裏切る子ではないわ。

必ず黒幕がいるはずよ。それを見破るのが裁判官の仕事でしょ!!!!!」

 

 

思いがけない春香の発言に紅月は失神してしまきます。そして台湾へ逃げる唐とは離婚に1人で浙江省で隠居します。

 

 

春香は裁判の件もあり、その人間性と才能に揺るぎない絶対的な地位を築きます。

大スターの春香は紅月を心配し、浙江省へ演目をしに行きます。

 

春香に合わせる顔がない紅月は完全に避けますが、春香は紅月を許し、2人はまた元の姉妹の仲へ戻ります。

 

そしてかつて、この地で見せしめにされた時、春香を助けてくれた少女と感動的に再会します………*

 

○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○

 

 恋愛、友情、家族を題材とした映画は沢山ありますが、姉妹ものとなると極めて少ない気がします。

 

しかしただの姉妹の感度ストーリーだけではなく、当時の女性の立場などもわかる作品でした。

春香は一度結婚で社会の闇を垣間見たからそこ、女性の立場を常に考え、今の時代を生きる女性には何が必要なのか、と模索しながら自分が唯一表現できる演劇を使って社会へ訴えます。

 

魯迅の「祝福」、「毛少女」を演じることでその意図がわかりますね

 

どんなに成功してもかつての劇団と座長への恩を忘れず、自分の信念を貫き仲間と妹を守り抜く春香の生き方は本当にかっこいいです。。

 

春香の様な強い女性になりたいな…と思いました*

 

まだまだ時間がかかりそうですが。。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の香り*(中国映画)

 

 

またまた授業で鑑賞した映画です*   

 

 

舞台は中国なのですが、重要なポイントで台湾が絡んでいて、その形がとても切なく、心に残る作品になりました。

 

映画に関連することも書こうと思いますので

とても長文の記事になっております(^^;;

 

映画の原題は『心香』です。

1992年 孫周監督の中国で製作された作品です。

 

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以下、簡単なストーリーの概略です。

*ネタバレ注意です

 

 

○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○ 

 

主人公は京京(ジンジン)という少年です。

京京は母の影響で京劇を習っている北京の少年です。彼は将来も期待させるほどの才能があります。

 

そんな京京は両親の両親は現在離婚調停中で、離婚が成立するまで京京の母は京京を自分の父が暮らしている南方の広東省へ預けます。

 

実はこの祖父は元京劇の名優なのです。

同じく京劇女優であった最愛の妻と死別し、北京を離れます。

また、娘(京京の母)の結婚を反対し、娘は家を飛び出し、娘との間に深い溝が生まれ確執してしまいます。

 

なので、祖父は京京が今回自分の元へ来るまで、こんなに成長した孫が自分にいるとは知らなかったのです。

 

 

そして、この祖父、変わり者です。

昼間から酒は飲むは、やたら大声で変な歌を歌うは、最初京京は全く祖父に懐きません。

 

そこへ登場するこが蓮姑姑という、近所へ住んでいるおばさんです。

 

この蓮おばさんは、台湾へ渡り離れ離れになってしまった夫を持ち、1人で暮らしています。

 

*蓮おばさんの夫は1949年に台湾へ渡っています。当時このように中国と台湾で離れ離れになってしまう家族や夫婦は多かったそうです。

 

蓮おばさんは、大変な仏教信仰者で、いつも仏教の教えを受けた優しい心で京京や祖父と接します。

 

( 私自身、劇中の蓮おばさんの言葉がどれも考えさせられる台詞でずっとおばさんを見ていたかったです)

 

蓮おばさんや、近所の子供たち、周りの存在もあって、京京は少しずつ祖父と関係を作り上げていきます。

 

そして、この蓮おばさんと祖父はただの近所付き合いではなく、お互い伴侶を失った者同士心を許し合う存在となっていくのです。

 

祖父も蓮おばさんもそれぞれ、

最愛の伴侶と巡り合い、夫婦2人の歴史を育んで行き、そして失う形で別れ、傷つき、もう誰も愛さないだろう、自分は死ぬまで伴侶だけを想いつづけるだろう。

そう思っている者同士だったのでしょう。

 

しかし、そんな似た者同士が出会えば、心が近くなるのは自然なことでしょう。

2人は心を寄り添い、支え合って生きています。

 

京京が祖父に

「おばあちゃんと蓮おばさん、どっちが好き?」と質問すると祖父は答えられなくなります。

 

そして、そんな祖父と蓮おばさんは結婚することになったのです。

 

そんなおめでたい矢先、なんと台湾にいる夫から「帰ってくる」と手紙が来るのです。

 

もちろん2人は動揺します。それぞれ異なった動揺です。心配する祖父に、蓮おばさんは

 

「年でいうとあなたより上の人よ、とっても真面目な人でね。でもね、あの人台湾に家族がいるのよ。孫が2人もいらっしゃるんですって。

もうずっと昔のことよ。何十年も前に気持ちの整理はついてるわ。」

 

と語りかけます。

 

そして、夫が台湾からやってきます。

しかしそれは予想とは全く違う形で再開するのです。

 

会いに来たのは夫の弟でした。

会いに来る前に、夫は死んでしまったのです。

なので弟が夫の遺骨を持ち帰ってきたのです。

 

 

「兄さん、台湾で家族を持ってもずっと中国に帰りたがっていたんだ。そして託されていたんです、自分が死んだら遺骨は義姉さんに戻してほしいって、なので私は台湾からやってきたのです。」

 

あまりの衝撃に元々体の弱っていた蓮おばさんは体を壊し寝込んでしまいます。

 

そして、夫の真実を知った蓮おばさんと祖父は2人の結婚を取りやめるのです。

 

まもなく、蓮おばさんは亡くなってしまいます。祖父が夫の遺骨と一緒に蓮おばさんを埋葬するのです。

 

蓮おばさんと夫は、長い間離れ離れであったけど、最後にやっと一緒になれたのです。

そしてもう決して離れる事はありません、

 

蓮おばさんの祈りが成就した気がして、

本当に良かったなと思いました…*

 

そして、京京は両親の離婚が成立しついに北京へ帰ることになりました。

 

北京へ帰る京京へ祖父は

「お前の帰る場所はここにある。いつでも帰ってきなさい。そしてこの言葉は母さんにも伝えてくれ。」と最後にお別れを告げます。

 

2人は互いに京劇の歌を送りたい、京京は北京へ帰っていくのです。

 

○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○

 

 

この映画のタイトル、「心の香り」「心香」は実は仏教用語です。

 

《心の中の線香を焚く》という意味です。

 

主人公の家族は京劇を通して繋がっているのに、蓮おばさんを思い出させる仏教用語がタイトルに使われることは、とても感慨深いものです。

 

心の中の線香を焚く、とはどの様なことなのでしょうか。

 

祖父や蓮おばさんの心の線香を焚く相手は誰なのでしょうか。何を祈り何を思いうのでしょうか。

 

そして、私だったら誰を思い、何を祈り、願うのだろうか。

 

まだまだ未熟で人生経験も浅いので、

見解に至るまでは到底時間がかかりそです。

 

映画を鑑賞して、タイトルに戻り意味を考える。

 

実はこれ、とっても難しくて、でも映画の核心に触れるんじゃないかと思います。

 

余談になりますが、夫婦で同じお墓に入るって素敵ですよね*

(考え方の違いによってはドン引きされますが…笑)

 

そこである詩を思い出しました。

中国の古代詩の『詩経』に編入されている

「葛生」「撃鼓」という詩です。

 

この2つの詩は戦争へ行ってしまった旦那を思う妻の詩で、

それぞれ詩中で《偕老同穴》《帰于其墓》と

「今は離れ離れになってしまった、だからせめてお墓で一緒に眠ろう。」と夫婦が最後まで一緒にいることを願っています。

 

(ドラマ版の世界の中心で愛を叫ぶにも何度か使われている詩なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね*)

 

古代詩から見られる通り、中国では夫婦埋葬は古くからある考えなのかもしれませんね。

 

 夫婦は死ぬまで一緒にいるのは普通とされていますけど、死んだ後も一緒にいたいと思う夫婦へ本当にお互いの愛情が深い素敵な夫婦だなって思います😌

 

 

そして蓮おばさんにとっての台湾はどのような存在だったのでしょう。

 

離れた夫が新しい家族と暮らす土地。

 

おばさんにとっての台湾は未知の土地であり、もしかしたら息を詰めらせたくなる場かもしれません。

 

 

蓮おばさんの夫は、台湾のどこでどのような生活をしたのだろう、

 

ふと考えてしまいました。

 

私が大好きな台湾も、誰かにとっては悲しい思い出の場所であることもある。

 そんな当たり前のことを強く感じさせられました。

 

 

かなりズレまくってしまいましたが、「心の香り」は観る人によって捉え方が変わる作品たど思います。

 

その時置かれた状況にもよって異なると思うので、大人になったらまたゆっくり観たいと思います☺️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大事なこと*(国際恋愛)

 

台湾から帰ってきてから、

彼との関係性や将来のこと、相手の気持ちや考え方の違い、この人の事は大好きだけど、本当にこのままでいいのかなって、

 

きっとこの人には私がいなくても平気なんだなって、台湾滞在中に強く感じ

 

今ままでにない位に葛藤や漠然な不安がすごくて

何を見ても何をしてても心ここにあらずで、ずっとモヤモヤした毎日を送っていました…💭  

 

今日の夜、やっと本当に気が許せる友達とご飯行く予定ができましたが、突然ひょんなことから、学科の中国人の先生も一緒に行くことになりました🏃

 

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(極寒の中の初やよい軒@渋谷

味噌カツ定食泣けるほど美味しかった。。。)

 

 

この日は運命の日なのか?って思うくらい、きっと何年後かも今夜を何度でも思い出す日がくるんだろうって、そう思えて時間になりました。

 

国際恋愛、結婚の大先輩の先生はやっぱりすごくて、心の底まで響く言葉を沢山頂いて、

いつでも読み返せるように、自分自身のためにここに残しておこうと思います。

 

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「先生は日本人の奥さんと40年近く一緒にいるんですよね?お見合いとかじゃなくて、恋愛結婚だったんですよね。国際恋愛、国際結婚で1番大切なことって何ですか?」

 

「彼、自分の将来の事で頭がいっぱいいっぱいで、全く私の事を考えていません。彼、いつ就職できるかわからないし、このまま関係を続けてもいいんですかね私。」

 

「彼の事は本当に大好きなんです。これからもずっと一緒にいたいんです。でも先のことを考えたらいつまでもこのままでいいのかなって、国際恋愛は難しいって、わかってても2年間頑張ってきて、でも最近もうわからないんです」

 

 

 「

本当に大切な事は、お互い全ての条件を捨て考えなさい。

 

国籍も、距離も、今の状況、将来や過去のこと、周りの声や親や家族の存在さえも。

 

相手も自分も無二の姿になって、

その姿を、その相手を、自分の心が、この人と一緒にいたいって素直に思うかですよ。

 

いいですか、素直な気持ちは正直な心です。

 

全ての軸はこれになります。そしてこの軸が弱いと、強くないと、この先何をしてもどんなことがあっても上手くいきません。

 

そしてシャオリャンがこの「心」を相手に抱かなかったら、もうその時は辞めなさい。

 

あなたはまだ若いです。今はこれ以上に考えること、大切にすることはありません。 

 

悲しいけど、何十年一緒にいようと、所詮夫婦も他人同士なのです。

 

あなたの考えている彼は、あなたの頭の中の彼であって、決して彼の真実の姿である訳ではありません。

 

でもこれからいくらでも相手と向き合う時間が用意させれいます。

私は未だに妻に対してもそう思っています。

 

大事なのは自分の心に従うことですよ。

 

ほんと、川に身を任せるようにね笑

 

うまくいくか、うまくいかないか、実は最初のうちに決まっているんです。

 

いくかお互い最初に猫被っていても、

根本が合ってなかったら関係もすぐに崩れるんです。

 

この2年間、いろんな状況がきても関係が続いているのなら、その人は合っているんですよ。

 

ダメになる時は、あなたが考えるのではなく、

自然とその時期が来るのです。

 

だからあれこれ考えずに、自然に任せなさい。

 

若い時に大事なのは情熱の一歩ですよ。

思いやりの愛情の一歩の積み重ねですよ。

 

その一歩が一歩が2人の道をつくるのです。

 

 

夫婦ってこんなものですよ〜 ……笑   」

 

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いつまでも彼を好きでい続きたいです。

 

 

どんなことがあっても彼を好きでい続けたいです。

 

でも最近、

周りから何を言われても好きでいて、逆に忘れることができず、少しでも時間ができればすぐに台湾へ飛んでいた、1.2年前の自分が本当にすごいなと思うのです。

 

残念ながら今はあの時ほど強い気持ちを抱けないのが本音です。

つまり、冷め始めているんだと思います。

 

二年も経てば、いろんなことが変わってしまうのは当たり前ですよね。

 

二年間好きでい続けて、もしかしたら今がターニングポイントなのかもしれません。

 

またあの時ほどの気持ちになりたいです。

 

離れたくても離れられなかった一年前よりも

 

今の方がつらいです。

 

 

でも彼は就活中で、ましてやうまくいってない状況で、そんなんだったら自分のことしか考えられないのは当たり前ですよね。

 

ただ私は彼の描く将来にもう少し私を入れてほしかっただけなのです。

 

私はいつも彼を第一に考えていました。なので、相手に同じことを求めてしまったのです。

 

もっと必要とされたかったのです。

 

彼の性格はかなり合理主義で決して感情的には動きません。

 

感情的に動いてしまう私はまだまだ子供なのでしょう。

 

思ったよりも4歳の差は大きく、

更に幼いころから家族と離れ、一人で生きてきた彼は精神年齢が高く、ぬくぬくと育ち、夢見がちな私と考えが大きく異なってしまうのは当然のことです。

 

 

もし今がお互い最良の状況で、私が冷め始めていたらきっとその時は本当にお別れのときなんだと思います。

 

しかし今は状況が悪いのでこんなこと考えるのはほんとに馬鹿げてるなと、この記事を書いてて思いました。

 

 

今までもそうでした。彼が軍隊に入隊する直前の頃、初めて余裕のないあの人と接し、その態度に困惑したことを覚えています。

 

軍隊にも慣れ、落ちついた頃にはいつもの彼に戻りました。

 

今もあの時と同じなんだと思います。

 

そう信じて、今は彼の就職が決まるのを待ちたいと思います。

 

今は私がいくらどうこう考えても、取り越し苦労な気がします。

 

今はいろんな本を読んで、映画を観て、いろんな人の考えを取り入れ、新たな見解を抱けるようにしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西洋鏡*(中国映画)

 

 

今期の大学の授業で中国映画の授業を受講しています*

 

この間おもしかった映画を観なので記事にしたいと思います*

 

( *ネタバレ注意です )

 

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タイトルは 「西洋鏡(映画の夜明け)」です。

2000年に制作されてもので、アメリカと中国が合作して作った作品です。

 

とってもステキなタイトルですよね(*´ー`*)

映画はタイトル通り、中国映画の始まりをストーリーとしたものです。

 

○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○

 

時は20世紀初頭で、中国では京劇が全盛期を迎えていた頃です。

主人公のリュウは北京の大きい写真館で働いている青年です。リュウは写真を撮る腕があり、主人にも信頼されていました。

 

そんなリュウに大きな出会いが2つ訪れます。

1つめはリュウの恋人リンとの出会いです。

ある日、当時北京で1番有名な京劇俳優のダンがお店に写真を撮りにきました。その時ダンは養女を連れてきました。リュウは後にこのダンの養女のリンに恋をするようになるのです。

 

そして2つめは、中国に映画技術を持ち込んだ

レイモンドというイギリス人との出会いです。

元々好奇心旺盛なリュウはレイモンドの映像を観て、強く興味を抱きます。

 

しかしレイモンドは本気で商売で映像をやっているため、簡単にリュウにその技術を教えません。

 

またリュウは映像と対立する、自分の写真館と、恩人である主人の間に挟まり苦しみます。

 

また映像技術という新たな娯楽文化が普及されることにより、京劇の立場も危うくなります。

リンにとって京劇はとても大切な存在なので

リンとの間にも小さな溝ができてしまいます。

そんな時、リュウに金持ちの寡婦との縁談の話が持ち出されるのです…

縁談を断ろうとするリュウを見て、リュウを男手一つで育てた父は縁を切ろうとします。

 

恋に悩むリュウを見て、最初は反発していたレイモンドも、妻に裏切られた過去を打ち明け、

次第に2人は仲良くなり、友情を育んでいきます。

 

後に写真館を辞め、レイモンドと映像を始めたリュウは映像を通して北京に新しい文化の風を吹かせます。

最初は抵抗していた街の人々も次第に映像に興味を抱き、みなの新しい娯楽となっていきました。

 

最後は、寡婦との縁談を断り、父とは絶縁されてしまいますが、リンとは仲直りします。

元職場の写真館で京劇俳優のダンを映像に残し、円満に映画は終わります。

 

○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○

 

「映像」という文化を通して、当時の中国社会、街並み、人々、そこに生きた青年の恋愛、家族、仕事、将来の悩みや葛藤、そして外国人との友情、

 

たっくさんの要素が取り込まれていて、

見終わったら心が温かくなる映画でした。

 

因みに中国で最初に映像になったのは京劇の三国志の題目の「定軍山」なので、とても史実に近い映画だと思います(^ ^)

 

また劇中はよく西洋の音楽をBGMに使っています*

中国映画を観ているのに、どこか西洋の映画を観ている気分?

 

冒頭の街並みが白黒からカラーに変わるシーンなど、

 

様々な文化の変化、混合を取り入れいる映画なので、いろんな楽しみ方ができると思います*